2008年11月27日
第3回浜名湖エコキッズ体験塾in三ヶ日の開催報告
浜名湖エコキッズ体験塾は、浜名湖の貴重な自然と恵みに実際に見て、触れながら、浜名湖の豊かな自然に感謝し、大切に守っていく意識を育むため親子参加体験型の学習会です。
第3回浜名湖エコキッズ体験塾in三ヶ日は、猪鼻湖の水質浄化の取組みや水質について学び、みかんの里三ヶ日として農業と環境について体験学習を行いました。
今年度最終の体験塾でした。
■日 時 平成20年11月22日(土)13:15~16:00
■集合場所 浜松市北区三ヶ日町・町民グランド北側駐車場
■内 容 ①ガイダンス(趣旨、スケジュール)
②猪鼻湖・湖畔の水質
・県立三ヶ日高校の猪鼻湖水質改善活動の現場見学・説明
・猪鼻湖及び浜名湖の水質検査(パックテスト)体験
③みかんの里資料館の見学
・みかん園芸の歴史、現状と水環境の説明
■主 催:はまなこ環境ネットワーク
■協 力:静岡県立三ヶ日高等学校(科学部)、みかんの里資料館
<猪鼻湖水質浄化プロジェクトの見学・体験>
静岡県立三ヶ日高校が2006年から浜名湖ロータリークラブと共同で炭素繊維を使って猪鼻湖の水質浄化の実験している現場を見学・体験しました。
三ヶ日高校の先生や生徒さんたちの協力で「炭素繊維」を吊した“いかだ”に乗り、炭素繊維への付着物(ヘドロ、貝、微生物など)やその付近の生き物(カニ、小魚など)を観察しました。
井口先生からは、炭素繊維による水質浄化の仕組みや三ケ日高校の水環境に関する取り組みなどについてもお話をいただきました。
また、顕微鏡を使って詳しく微生物を観察したり、実際に生き物に触れてみるなどの体験をしました。
このプロジェクトは、まだ市民の認知度が低く、今回の参加者(親)アンケートによると約80%の方が知らなかったと答えていました。
今回の体験塾などを通じてもっとPRできればと思います。
今回、参加した子供たちは、高校の先生や生徒さんたちの協力で貴重な体験をすることができ、しっかりと水環境について学びました。学校側も活動を知ってもらう機会になったと喜んでいただきました。
<猪鼻湖・浜名湖パックテスト体験>
猪鼻湖の水質を知るために、簡易式水質検査(パックテスト)を実施しました。猪鼻湖以外の水と比較するため、浜名湖のいくつかの場所で採取した水を持ち寄りました。
水の採取地点は、①猪鼻湖内(現地)、②三ヶ日瀬戸猪鼻湖外、③都田川河口・細江町親水公園付近、④舞阪・弁天島海浜公園桟橋付近の4箇所。
パックテストは、①COD、②PH、③硝酸、④アンモニア、⑤リン酸の5種類について行いました。
はじめて体験する子供たちもいたので、家族(親子)単位でパックテストの体験をしました。
パックテストの結果をその場で紙に貼り、4箇所を比較して見せました。
夏場の水ではないので、比較的水質は悪くはありませんでしたが、それでも猪鼻湖が汚れ度合いが大きいことがわかりました。
<みかんの里資料館の見学>
各自の自家用車で移動し、大福寺付近に平成18年10月にオープンした「みかんの里資料館(愛称:まなぼうかん)」を見学しました。
ここは、廃校した西小学校大福寺分校の校舎をリニューアルして、ミカンの栽培方法や歴史などをパネルで紹介する「みかんの教室」と、昔の農機具の展示する「ふるさと農業資料室」などミカンや農業について学ぶことができる施設です。展示だけでなく、地域のイベントやみかんに関する講座(みかん山大学)なども開催しているようです。
資料館の清水館長から、資料館の運営(郷土を語る会メンバー15人で運営)、みかんの歴史、展示物の内容、活用方法について説明を受けました。
最近では、三ヶ日のみかんも低農薬栽培が増え、浜名湖の環境にもやさしい農業に向かっていることを聞き、糖尿病やメタボ対策にミカンは効果があるという話を知りました。
また、県柑橘試験場職員の高橋さんからは、クイズ形式で楽しく浜名湖地域の動物や植物など生き物と環境について知るミニ講座を行いました。
第3回浜名湖エコキッズ体験塾in三ヶ日は、猪鼻湖の水質浄化の取組みや水質について学び、みかんの里三ヶ日として農業と環境について体験学習を行いました。
今年度最終の体験塾でした。
■日 時 平成20年11月22日(土)13:15~16:00
■集合場所 浜松市北区三ヶ日町・町民グランド北側駐車場
■内 容 ①ガイダンス(趣旨、スケジュール)
②猪鼻湖・湖畔の水質
・県立三ヶ日高校の猪鼻湖水質改善活動の現場見学・説明
・猪鼻湖及び浜名湖の水質検査(パックテスト)体験
③みかんの里資料館の見学
・みかん園芸の歴史、現状と水環境の説明
■主 催:はまなこ環境ネットワーク
■協 力:静岡県立三ヶ日高等学校(科学部)、みかんの里資料館
<猪鼻湖水質浄化プロジェクトの見学・体験>
静岡県立三ヶ日高校が2006年から浜名湖ロータリークラブと共同で炭素繊維を使って猪鼻湖の水質浄化の実験している現場を見学・体験しました。
三ヶ日高校の先生や生徒さんたちの協力で「炭素繊維」を吊した“いかだ”に乗り、炭素繊維への付着物(ヘドロ、貝、微生物など)やその付近の生き物(カニ、小魚など)を観察しました。
井口先生からは、炭素繊維による水質浄化の仕組みや三ケ日高校の水環境に関する取り組みなどについてもお話をいただきました。
また、顕微鏡を使って詳しく微生物を観察したり、実際に生き物に触れてみるなどの体験をしました。
このプロジェクトは、まだ市民の認知度が低く、今回の参加者(親)アンケートによると約80%の方が知らなかったと答えていました。
今回の体験塾などを通じてもっとPRできればと思います。
今回、参加した子供たちは、高校の先生や生徒さんたちの協力で貴重な体験をすることができ、しっかりと水環境について学びました。学校側も活動を知ってもらう機会になったと喜んでいただきました。
<猪鼻湖・浜名湖パックテスト体験>
猪鼻湖の水質を知るために、簡易式水質検査(パックテスト)を実施しました。猪鼻湖以外の水と比較するため、浜名湖のいくつかの場所で採取した水を持ち寄りました。
水の採取地点は、①猪鼻湖内(現地)、②三ヶ日瀬戸猪鼻湖外、③都田川河口・細江町親水公園付近、④舞阪・弁天島海浜公園桟橋付近の4箇所。
パックテストは、①COD、②PH、③硝酸、④アンモニア、⑤リン酸の5種類について行いました。
はじめて体験する子供たちもいたので、家族(親子)単位でパックテストの体験をしました。
パックテストの結果をその場で紙に貼り、4箇所を比較して見せました。
夏場の水ではないので、比較的水質は悪くはありませんでしたが、それでも猪鼻湖が汚れ度合いが大きいことがわかりました。
<みかんの里資料館の見学>
各自の自家用車で移動し、大福寺付近に平成18年10月にオープンした「みかんの里資料館(愛称:まなぼうかん)」を見学しました。
ここは、廃校した西小学校大福寺分校の校舎をリニューアルして、ミカンの栽培方法や歴史などをパネルで紹介する「みかんの教室」と、昔の農機具の展示する「ふるさと農業資料室」などミカンや農業について学ぶことができる施設です。展示だけでなく、地域のイベントやみかんに関する講座(みかん山大学)なども開催しているようです。
資料館の清水館長から、資料館の運営(郷土を語る会メンバー15人で運営)、みかんの歴史、展示物の内容、活用方法について説明を受けました。
最近では、三ヶ日のみかんも低農薬栽培が増え、浜名湖の環境にもやさしい農業に向かっていることを聞き、糖尿病やメタボ対策にミカンは効果があるという話を知りました。
また、県柑橘試験場職員の高橋さんからは、クイズ形式で楽しく浜名湖地域の動物や植物など生き物と環境について知るミニ講座を行いました。
Posted by はまなこ環境ネットワーク at 21:34│Comments(1)
│活動報告
この記事へのコメント
みかんの資料館があり、さすがは三ヶ日みかんの産地だなと思いました。
みかんの試食もしましたよ。
みかんの試食もしましたよ。
Posted by しずおかk at 2010年05月14日 22:00