平成22年度 浜名湖エコキッズ体験塾in堀留川

はまなこ環境ネットワーク

2010年09月06日 16:36

身近な自然のいきもの環境を学ぶ

●日 時  平成22年8月21日(土)9:30~12:00
●場 所  浜松市西区入野町・堀留川
集合:雄踏バイパス「水防団入野分団」前
●対象者  小学生3年生以上
●参加者  20グループ 40名(スタッフを除く)
●協 力  入野町自治会、浜松西政経フォーラム、堀留川を考える住民会議
      静岡県浜松土木事務所、浜松市河川課、NPO浜松アメニティクラブ

当ネットワークの副代表静岡文化芸術大学宮川教授より、堀留川と堀留運河の歴史や特性、堀留川の洪水による災害の状況と原因を説明しました。


当日、体験したこと
(1)堀留川の宝もの・困りもの探し

●堀留川の水生生物・植物、ゴミ、外来種の生き物などの観察
自然観察ガイド:小杉さんかた、浜名湖や堀留川の生きものについて説明をしてもらいました。


堀留川に、どのようないきものがいるか観察してもらうため、デモンストレーションとして投網で魚を捕獲してみました。

これは、浜松市が実施している「生物多様性のいきもの調査」の一環で行ったものです。

堀留川で投網に入ったいきものとして、ハゼ・ボラ・フナ・スジエビ・ミゾレヌマエビ・テナガエビ・アメリカザリガニ(外来種)などが見られました。


●宝もの・困りものマップ作成

拡大は画像をクリック!


●川の風景・川の中の観察
 防災用の小舟に乗船し、堀留川の川側からの風景や、川の中の状況を観察しました。


普段、気にしていなかったことでしたが、あまりきれいでない堀留川ですが、身近な川にも自然があることに驚きました。
 

(3)堀留川の水質検査

湖内の各エリアの水質をパックテストで調べました。検査の項目としては、PH、COD、リン酸、硝酸、塩分濃度測定です。
 堀留川は、浜名湖の中でも水質がよくない川というデータがありましたが結果は・・・・。


簡易テストなので、データの誤差はあるかと思いますが、CODをはじめとして、堀留川が浜名湖や佐鳴湖よりも汚れている状態であることを再確認しました。




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